謎の一人先読みブチ切れ
どうも、motoです。
今日は、人の背景を見るという話をします。私は、いつも人と関わるときに、
その人から発せられる言葉の背景を見ます。あまりにも自分にとって当たり前の感覚だったので、なんとも思っていませんでした。しかし、どうやらこの感覚は普通ではないということが最近わかってきました。
いつも何気ない会話の中で話をしていると
『あ、この人嘘ついたな』とか
『あ、表面的に笑ってるけど、本当は怒ってるな』とか
『あ、この人は一見オラオラ系に見せているけど、
本当はおとなしい人だな』とか
そんなことが一瞬でわかってしまうのです。
たぶん、この感覚は過去に経験した、整体の勉強の中で自然と身についてきた能力です。
整体では、診察時に相手の体の状態をチェックします。
しかし、それ以前に人の動きを観察する癖が整体師にはあります。
その人の足音や、表情、話口調、体の傾き、その日着ている服、発するオーラなどが
空気感を伝って『なんとなく』わかるのです。
それは、何気ない動きから読む事ができます。
例えば
『ああ、歩き方がぎこちないな(骨盤が開きすぎている)』とか
『ああ、声が枯れているな(お酒が好きなのかな)』とか
『ああ、声帯が圧迫されて声がちゃんと出せていないな(呼吸器に問題がある)』とか
いろんな側面からその人の日常生活が見えてきます。
話を聞いていてもそうです。
どんな症状で困っているのか聞いてみて
はっきりと答えられない人は
『ああ、この人は言語化ができないいのか。ということは結論を導き出す思考ができないのか。じゃあ占いとかにはまる傾向もあるな。ということは普段から依存する傾向もあるな』と予想ができます。
逆にはっきりと答える人は
『この人は物事をはっきりと判断できる反面、こだわりが強い傾向があるな。ということは普段から高圧的な態度で相手を威圧しているかもしれない。だとしたら高血圧とか、刺激物を好む傾向も考えられるな』
とか、たった一言話すだけで、様々な情報をキャッチできてしまうのです。
もちろんこんなことを初対面で話してしまうとドン引きされるだけなので
あまり指摘はしませんが。笑
このように、過去の経験から私は、ほんのわずかな情報から多くの情報をキャッチする能力がなぜが備わってしまったのです。なので、相手のことが見えすぎてしまい、一人で勝手に不機嫌になっているみたいなよく分からない悩みを持っていた時期もありました。
ようは、『なんでこんなことも分からないかなあ?』と、勝手にキレている状態です。これは謎の一人先読みブチ切れと命名しています。
なので、おそらく『なんでこの人怒ってるの?』と、相手に不快感を与えてしまい怖がられるのです。笑
結構こういう人多いと思います。医者とかに多そうです。(勝手なイメージ)
しかし、この状態は、『相手との違いを理解していない状態』であり、言い換えれば『自分のことしか考えていない』とも言えます。
つまり、頭の中は『常に自分のことだけ』なのです。相手のことを考える余裕(キャパ)がないから、自分の都合に合わないことを言われると『キレる』という行動を選択するのです。簡単に言うと、
ちっちぇ人間て事です。
以前はこんな事で人ともめる事が多々あったのですが、その原因がわからず、一人で悶々とする事が多い人間でした。しかし、自分ちっちぇ人間だ
と気づいてからは自分の事より相手の事を考えるようになりました。
そこからは自分と相手の違いを理解し、その上で自分はどのようなスタンスで
相手と向き合うか?と考えるようになってからは
謎の一人先読みブチ切れの回数は減ってきました。
と、勝手に自分分析が始まってしまいましたが、思い当たる節がある方も多いと思います。
話をまとめると
・人との違いを理解しよう。
・人との違いを理解した上で、自分に合うポジションを見つけよう。
です。
なんだかよく分からない内容になってしまいましたが、今日はこの辺で。
それでは。